沈丁花の「反日は差別なり」

なぜ日韓関係が悪いのか?その原因は韓国の反日にある。 そして反日とは差別であるということを説明します。 その他中国を始めとする国際ネタ。国内政治ネタも少し触れます。 沈丁花(ちんちょうげ)とはブログ主の子供の頃のあだ名です。それ故に決して(じんちょうげ)とは読まないでください。

2020年04月

沈丁花の名前で動画チャンネルもやっています。
2月17日更新 ぜひご覧ください。

日本共産党の松竹氏への除名処分は47年前に予言されていた。
「(共産党)松竹氏の除名処分は47年前に予言されていた!」
https://www.youtube.com/watch?v=gaRaQkd_wCY

(新型肺炎)検査数を増やして意味はあるのか?世界のデータと比較する

 

 

 

アメリカ専門家の戯言

検査数をやすべきか?

検査数が多い国より、日本の死者がない。

――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
 そんなお花畑が、目覚める
キッカケとは?

 

 

 検査数を増やすことは必要なのか?

 

  あわせて動画もご覧ください

 

アメリカには言われたくない!

 現在世界的に感染が拡大している新型肺炎。

 その影響は日本においても顕著で、我々は厳しい自粛に晒されている。

 

 毎日多くの感染者が出ており、我々は日々悲観的なニュースに塗れている。

ところでこのような中でよく言われているのが、


 

検査数をもっと増やせ!

 

という意見が強くなっていることだ。

 

日本は元々検査数を増やすことに熱心ではなく、
クラスターと言われる集団感染の場所を潰していくことをその戦略としていた。

これは当初うまく行っており、感染者数を抑えることに有効だった。

 

しかし他方で感染ルートを追えない感染者が増え、市中に感染者が蔓延することとなった。
それ故にどこに感染者がいるのかわからず、疑心暗鬼になり、
人との接触を躊躇するようになっている。

 

 

 

政府においても感染拡大を防ぐために、人との接触を80%減させることを目指しており、
それ故に自宅待機が推奨されることとなった。

 

 

しかし日本では欧米で行われているような強制力を伴った措置はとられておらず、
それ故に諸外国のメディアからも批判をされているという。

 

在米ジャーナリストの飯塚真紀子氏によると例えばブルームバーグでは
安倍政権の方針に批判的だという。
そしてツイッターでも日本の方針に批判的な意見があがっているという。

 

そして飯塚氏はアメリカ感染症研究の第一人者である
カリフォルニア大学バークレー校疫学教授の
アーサー・レインゴールド氏にインタビューした。


レインゴールド氏は韓国の対策を称賛させた後、こう述べた。

 

「検査を数多くして、感染者を発見し、感染者と接触した人々を追跡して発見し、
彼らを隔離して、感染を抑えるのです。当時に、社会的距離戦略も取り続けることです」

  ※赤字はママ 「同時に」の誤記か?


 

つまりアメリカ感染症研究の第一人者によると
「大規模検査」と「社会的距離戦略」が重要ということになる。

 

この意見を受けて飯塚氏は日本の対応を批判して、

 

レインゴールド氏の説明を聞きながら思った。日本では
どちらも十分に行われていないではないか。

 ※赤字は筆者

 

 

この飯塚氏はアメリカにいながら返す刀で日本批判を繰り返す人だが、
ここでもその癖が炸裂しているようだ。

 

アメリカの権威はこんな意見を言っている。

それに引き換え日本政府はバカなことをやっている…と。

 

 

しかし…アメリカに言われたくない

と思うのは筆者だけではないだろう。

 

 

 日本の感染者は約13,000人、死者数は約360人だ。

 対してアメリカの感染者は約940,000人、死者数は約54,000人。

 427日現在

 

 どっちが成果を出しているかは明らかだろう。

 

 

 レインゴールド氏は自国の対応を批判することに努力するべきだ。
人口比では違うが、現在感染者数も死者数も世界で一番多いのはアメリカなのだ。

 

 飯塚氏もアメリカの専門家の言葉を使って、日本批判するとは何を考えているのか
自国のことをまともにできない専門家の意見を取り上げて説得力があると思っているのか?

 

 

 

 

検査数を増やす意味はあるのか?

 もちろんアメリカの専門家に意見に感化されたわけではないだろうが、
日本でも「検査数を増やせ」という意見が増えているように思う。

 安倍首相や日本政府関係者、そして感染症の専門家や
ノーベル賞学者などもそう言及している。

 

 彼らはもちろん筆者より感染症に対する知識があり、
(特に政府関係者などは)現状を詳しく認識しているのだろう。

 

それ故に筆者のような素人が違う意見を書くことは憚れる。

だからこれから書くことは話半分で読んでください。


 

 

 しかし筆者には疑問がある

 

 本当に検査数を増やすことに意味はあるのだろうか?

 

 

 どうしてそういうことを言うのかというと、検査をしっかりしている国と
日本のようにそうじゃない国では、必ずしも結果が伴っていないからだ。

 

 

 

 先の飯塚氏の記事においても専門家(レインゴールド氏)は
検査数を多くすることを求めている。

 検査をたくさんやって、感染者を特定し、彼らと接触した人を追跡して特定し、
隔離することで感染を抑える。

 

 これが彼らの基本戦略だ(もう一つは「社会的距離」をとること)。
そしてそれを徹底してやった国が韓国だというのがレインゴールド氏の評価だ。

 

 また飯塚氏はこの記事の中でアメリカは検査数こそ多いが、
人口も多いためまだまだ検査が徹底していないこと、
そして日本の検査数はそのアメリカより桁違いに低いことを指摘している。

 以下の検査数のデータはhttps://www.worldometers.info/coronavirus/から引用した。

 

 

因みにアメリカは100万人当たり検査数では15,949人、
日本は
1,166人であり、文字通り桁違いに少ないのが日本の実情だ。

 

 

 

しかし…ならどうしてアメリカは

感染者数も死者数も日本より多いのだ?


 

以下の評価では感染者ではなく、死者数を基本に比較する。

その理由は、感染者数は各国の検査数により違いがあるので比較しにくい。
検査を積極的にやっている国では感染者は多くなるが、
日本のように検査数が少ない国は感染者と認識されるのは少ない。

 だから感染者数を比較しても意味は無い。

 

しかし死者数は誤魔化せないので、他国と比較することができる。
そのため各国の成績を比較するのに死者数を使う。また人口が多い国では当然死者数は多くなるので、
実際の死者数と並行して100万人当たりの死者数も使用する。

 

一部では日本の新型肺炎の死者数には通常の肺炎の死者としてカウントされているという意見があるが、
筆者はその見解をとらない。その理由は根拠が無いからだ。

 

もしそのようなことがあれば、医療関係および葬儀関係者または葬儀参列者の中から
新型肺炎に感染する人が激増するだろう。新型肺炎は遺体からでも感染が拡大する。
しかしそのようなニュースはない。

 また一部、死者の中で後から新型コロナの陽性反応が出た人はいるが、それも多いはずはなく、
また彼らの中でも死因が新型肺炎でない人もいる。

 だから新型肺炎の死者の中には、通常の肺炎として処理されたケースが全くなかったとは言えないが、
その数は多いはずがなく、全体の死者数が大きく変わるとは考えにくい

 だから死者数を基本として比較することは有意義だと思われる。

 

 

 

 アメリカは人口比で日本より13倍以上の検査数がある。
それなら感染拡大を抑え、そして死者数を抑えることができているだろう。

 

 しかし死者数は約54,000人(米)と約360人(日)だ。

 比較するのもバカらしくなる

 

 

 

 日本で検査数を増やせという人は韓国の成功に影響されているようだ。

 韓国は徹底したPCR検査を行うことで、現在新規感染者数は一桁台に抑えており、
死者数もかなり減っている(ゼロの日もある)。

 

 先程のレインゴールド氏もモデルケースに上げているように、
韓国では徹底検査による封じ込めが行われた、というイメージがある。

 

 

 しかし韓国の検査数は100万人当たり11,669人だ。

 アメリカより少ない!

 

 徹底検査したアメリカより、それより少ない検査数しかない韓国の方が封じ込めできている。

 

 

 因みに韓国は封じ込めできているというが、日本と比較して死者数は多い
実数では韓国の方が少ない(日本約360人、韓国約240人)が、
人口比では日本は韓国の2.5倍なので、韓国の死者は日本に直すと
約600人(240人×2.5倍)になる。

 

 人口比では死者数は日本の方が少ないのだ

 

 これはどういうことだろう

 

 

 

 

他国との比較!

 対策とは成果を出すためにある。

 どんなに教科書通りの良い政策をやってみたところで、
成果が伴わなければそれは悪い政策となる。

 

 そして感染症対策とは第一に人命を守るためのモノだ。

 それ故に死者数を抑えるかどうかで判断することは間違っていない。

 

 

 徹底検査が良い政策であるかどうかは、それが成果を伴っているかどうかだ。

 つまり徹底検査した国(人口あたりの検査数が多い国)と、
そうじゃない国(人口あたりの検査数が少ない国)では
検査した国の方が成果が上がっていなければならない。

 

 

 それではどうだろうか?

以下の検査数は100万人あたり。死者数は実数および100万人あたり

一番下に当該データの画像を貼り付けました。あわせてごらんください。

https://www.worldometers.info/coronavirus/

 

(検査数)   (死者数) (100万人あたり死者数)

UAE  103,365人    76人     8

イスラエル 34,971人   199人     23

ポルトガル 32,414人   903人     89

カタール  28,562人    10人     3

スイス   28,343人  1,607人    186

イタリア  28,245人 26,384人    436

アイルランド25,785人  1,063人    215

オーストリア25,274人   542人    60

ドイツ   24,738人  5,877人    70

シンガポール20,815人   12人     2

スペイン  19,896人 22,902人    490

ロシア   19,719人   747人    5

カナダ   18,130人  2,465人      65

ベルギー  16,313人  7,094人     612

アメリカ  15,949人 54,265人      164

ベラルーシ 15,612人   72人       8

 

韓国    11,669人   242人      5

日本    1,166人   360人      3

以上のデータは426日時点

 

 

ここにピックアップした国の条件は2つ。

1.感染者数が1万人以上の国

2.韓国の100万人当たり検査数より多い国。

 

まず「1」だが、人口の少ない国を除外するためだ。
例えばサンマリノやフェロー諸島のようなところは日本と比較するのに不適切だ。
そして感染者数1万人以上としたのはある程度感染が広まった国を対象にしている。

例えば台湾のように水際で感染防止ができた国は、現在の日本と比較することはできない。
今後の参考には大いになるだろうが、ここでは対象としていない。

それ故、ある程度の「人口規模」と「感染拡大」をしている地域として、
感染者数1万人以上とした。

 

また「2」であるが、現在の日本では「韓国を成功例」として評価する向きがある。
韓国のように「検査数を増やすべき」という主張が幅を利かせている。

筆者はこのような主張に疑問を持つので、「韓国より検査をやっている国」を対象とした。

 

 

 

 

 そしてデータであるが、明らかに検査数と死者数では相関は見られない。

 

 

例えば「シンガポール」や「カタール」のように
検査をしっかりやっている国で死者数が少ない国もあれば、
「イタリア」や「スペイン」のように検査数が多くて死者数が多い国もある。

 

 

 「イタリア」や「スペイン」は多くの被害が出たから
必然的に検査数が増えたという意見もあるが、「フランス」や「イギリス」は
同じような被害が出ているが検査数は少ない(「フランス:
7,103人」「イギリス:9,439人」で、
日本よりは多いが韓国より少ない)。

 

 

 また「ドイツ」はよく評価の対象となるが、実際には6千人近くの死者を出しており、
100万人当たりの死者でも日本の20倍以上だ。

 

 意外なところでは「ポルトガル」や「イスラエル」「スイス」「オーストリア」でも
検査数が多い(韓国の
23倍)が死者数は格段に多い(日本の数倍~数十倍)。

 

 

総じてアジア勢の死者数が少ないが、欧米系は多い。

 

 という傾向がみられる。

 

 

 

 筆者は専門家ではないし、しかも文系の人間だ。
それ故にどうしてこのような傾向がみられるのかは
わからない

 

 

 しかしこれだけは言える。

「検査を増やせばいい」というのは疑問がある。

 

 

 検査を増やせばいいというのなら、
検査数が多い国で日本より死者数が多いことを説明しなければならないだろう。

 

日本は確かに検査数が少ない。それにも関わらず死者数も少ない
それも多くのマスコミが称賛する韓国と比較しても死者数が少ないのだ。

 一部では日本の死者数が少ないことをデータの不備であるかのように言う人がおり、
一部の専門家もその説を唱える向きがある。しかし上記のようにそれは噴飯ものである。

 

 逆に言うのなら、死者数が少ないのはそれら「検査数を増やすべき」という人たちからすると
都合の悪いデータなのだ。だからそういう意見を吹聴するのだろう。

 


 

 誤解しないでもらいたいのだが、

筆者は「検査をするな」と言っている訳ではない。

 

 もし必要とあれば検査すればいい。しかしそれは医療リソースを考慮し、
医療の負担にならない範囲でやればいいのだ。
そして医療に負担がかからない範囲で検査するのなら、それは大賛成である。

 

 しかし検査件数と死者数に相関がみられない以上、
必ずしも「検査絶対主義」に陥る必要はない。

 

検査に対する優先順位は低い

 だから闇雲に検査数にこだわるべきではなく、必要に応じてやればいい。

 

 

 もしそうじゃないという人がいれば、

(1)日本の死者数が低い理由
「通常の肺炎で処理されている」等の陰謀論ではなく

(2)多くの検査をしている他国の死者数が多い理由

 

 これらを説明してから言うべきだろう。

 

 考えるべきことは日本国民の生命と生活を守ること。
少なくとも生命を守っている日本は、称賛されこそすれ、
批判されるいわれはない。



 <(参考)死者数および検査数データの画像>
https://www.worldometers.info/coronavirus/

 検査数と死者数の比較

 

 

筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
 そんなお花畑が、目覚める
キッカケとは?

 

 

マスコミは耳を傾けろ 神奈川県医師会の悲痛な叫び!

 

 

神奈川県医師会の悲痛な叫び

マスコミはいい加減な情報を流すな

テレビに出ている専門家は専門家ではない

―――――――――――――――――――――――――――

 

 

筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
 そんなお花畑が、目覚める
キッカケとは?

 

 

 医者の悲痛な叫びに耳を傾けるべきだ!

 

 

いい加減なマスコミ!

 現在、世界中で感染が広まっている新型肺炎。
もちろん日本でも感染が拡大している。

 

 その影響は国民生活にも重くのしかかっているが、
特に負担が重いのが医療関係だろう。
医療関係者は不眠不休で治療を行っており、それによって医療崩壊が防がれている。

 

 日本が世界的に見て死者数が非常に少ないのは
彼らの奮闘の結果であろう

 

 

 筆者は死者数が世界的に見て少ないことから、日本の対応を評価している。
しかしそれに不満な向きもあるようだ。

 

 特にテレビでは連日専門家でもないコメンテーターが
いい加減な情報を繰り返している。
「もっと検査をしろ」「他国できるのになぜできない」「初期対応が間違った」

 

これらの意見は全く間違ったものではないが、多くが現場の意見を無視した的外れである。
大体できるのならとっくの昔にやっているだろう。

 

 正しい意見でもできないことを要求したり、ただ国民の不安を煽ったりするだけの報道は
「正しい情報提供」ではなく、
単なる有害である。

 

 

 そんな中、神奈川県医師会が、医師の悲痛な叫びをまとめて発表しました。

 

 

 

 

 

神奈川県医師会の叫び

 この内容はこのような医師会の公式ページに載る発表文としては
異例なトーンで書かれている。その理由として
神奈川県医師会副会長の宮川政昭氏は以下のように話す

 

 この「お願い」を編集した宮川政昭副会長はJ-CASTニュースの取材に、
発信に込めた思いを語った。「もう少し優しい言葉で書きたいと思っていましたが、
現場のことを思うと、強めの言葉で訴えざるを得ませんでした」。
これまで神奈川の地で起きてきたことと、それに対するメディア報道の
2点が、
メッセージの大きな契機となっている。

4月18日JCASTニュースより抜粋  ※赤字は筆者

 

 

 そしてメッセージの契機は神奈川県で起きてきたことを伝えることと並んで、
それに対するメディアの報道だったと述べる。

 

 

 つまりメディアがいい加減な報道をしていたことがこの発表文を出した理由だった。

 

 そしてそれが以下の部分だ。

file:///C:/Users/Owner/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/KVD60JRQ/04-ごまかされないで、間違った情報に.pdf

 

 

この新しい未知のウイルスに、本当の専門家がいません。本当は誰もわからないのです。
過去の類似のウイルスの経験のみですべてを語ろうとする危うさがあります。
そして専門家でもないコメンテーターが、まるでエンターテインメントのように
同じような主張を繰り返しているテレビ報道があります。
視聴者の不安に寄り添うコメンテーターは、聞いていても視聴者の心情に
心地よく響くものです。不安や苛立ちかが多い時こそ、慎重に考えてください。

    ※赤字は筆者

 



 「まるでエンターテイメントのように同じような主張を繰り返」すメディアに、
医師たちは不信感を募らせている。

 

 彼らは専門家ではない。日常的にテレビに出て、ありとあらゆる情報に
口を挟んでいることを生業とするテレビ芸人である

また一部の医療専門家でも、専門家と名乗っているが、ウィルス感染症の専門家でもないし、
それに対する治療実績もない人もいる。

 

そのような人が専門家面して、いい加減な言説を振り回すことが
このような事態の時に許されるべきだろうか?

 

 多くの国民は現在の生活に不満や不安を持っているだろう。

 そのような状況に付け込んで、視聴者の心地よくなるコメントをし、
むしろ不安をあおるようなコメンテーターこそ、むしろ批判されるべき存在ではないか?

 

 

 

 また一見正しい意見でもそれが現場に即して正しいかどうかを考えなければならない。言っていることがたとえ正しくても、現実にできないのならば意味は無い。

 例えば医療機関ではマスクや手袋が不足している。

 

 それであるにも関わらず、マスクを頻繁に変えるように指導しても実際には意味がないだろう。

 

神奈川県医師会でもこういう

 
 実際の診療現場の実情に即した意見かどうかがとても重要です
正しい考えが、市民や県民に反映されないと不安だけが広まってしまいます。
危機感だけあおり、感情的に的外れのお話を展開しているその時に、
国籍を持たず、国境を持たないウイルスは密やかに感染を拡大しているのです。

    ※赤字は筆者

 

 

テレビに出て無責任な言説を振りかざす専門家にも辛辣な意見を吐く。
そしてこのような意見は筆者には至極当たり前に見える。

 

第一線で活躍している医師は、現場対応に追われてテレビに出ている時間はありません
出演している医療関係者も長時間メディアに出てくる時間があれば、
出来るだけ早く第一線の医療現場に戻ってきて、今現場で戦っている医療従事者と
一緒に奮闘すべきだろうと思います。

    ※赤字は筆者

 

 現場はマンパワーが足りないので、もし現場経験が豊富な人であれば、
自身がその現場で活動すべきだろう。
 そしてそうじゃない(つまりウィルス性感染症の治療経験のない)医療関係者なら
専門家ぶっていい加減な話をするべきではないだろう。

 

 

 特にこういう状況では!

 

 

 神奈川県医師会の悲痛な叫びは全ての医療関係者の声を代弁しているように思う。
そして特にテレビでいい加減なコメントを連発しているいい加減な輩は
少しは自制してもらえないだろうか?

 

 なぜならそういうコメントに影響された視聴者が頓珍漢な質問をすることで、
より医療関係者の負担が増えるのだから。

 

 知らないことは話す必要はない。むしろこういう時には話してはいけない

 

 テレビのコメンテーターは自分達こそ医療崩壊の元凶であることを知るべきではないか?

 

 神奈川県医師会の主張の全文はこちらからご覧ください。

410日付のコメントがすべてそうです)

 なお上記のJCASTニュースの記事がわかりやすいので併せてどうぞ。

 

 

 

筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
 そんなお花畑が、目覚める
キッカケとは?

 

 

(デマ拡散?)玉川徹の説明責任!

 

報道の自由とは正しい情報を伝えること

特にこのような時にデマは厳禁

しかしテレビはデマを拡散している。

――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
 そんなお花畑が、目覚める
キッカケとは?

 
 

 積極的にデマを吹聴するマスコミ!

 

 

報道の自由とは正しい情報を提供すること

 昨今、新型肺炎の世界的流行により、日常生活に多くの負担がかかっている。
仕事や学校を休まなければならず、不要不急な外出を控えるように要請されている。

 通常、自宅で待機することとなり、外国の事例ではDV問題が深刻化している。

 

 日本ではそこまでひどい状況ではないが、ずっと自宅にいると息苦しくなる。

 

 そして4月7日に安倍首相が緊急事態宣言を出すに及んで、
その傾向はますます拍車がかかっている。

 

 このような状況の中では国民にストレスがかかり、不満が蓄積される。

 そしてその捌け口を見出そうとする

 

 

 つまり多くの不満が溜まることで、その排出先を探るのだ。

 その際にデマに動かされやすくなる

 

 このような苦しい思いをするのは誰のせいだ?

 そう考えて犯人を捜そうとする。


 

 このような場合、独裁政権であれば自分の政敵をその対象として、
国民を扇動することとなる。

 しかしある程度成熟した民主国家の場合、そういう訳にはいかない。

 

 それはメディアの活動により事実が暴かれ、
それによってむしろ批判が自分の方に向いてしまい、
また国民も政権に都合の良い情報を信じないからである。

 

 

民主主義は優れたシステムだと思うが、その移行期には混乱が起きる

これまで民主主義と無縁な社会だったのが、
急に民主主義と言われても国民の意識がそれに追いついて行かない。

 

 

中東では民主化の傾向をみせたと思えば、むしろ社会が混乱して独裁的な政権が生まれる。
またアフリカ諸国でも例えばジンバブエなどは民主化の傾向が見えたかと思えば、
独裁的な政権が生まれてしまった。

 

また日本においても自由民権運動や大正デモクラシーなどは民主化闘争ではあったが、
血生臭いことがたびたび起きている。

 

 封建的な社会から民主主義国家になると、その社会には混乱が起きる。

 

 

 しかしその過程を過ぎて、民主主義が定着すると、ある程度安定した社会ができる。

 それは国民が成熟するからだ

 

 

 民主主義にとって必要な自由。初期にどこまで自由にして良いかわからず、
それが過剰になってしまう。そうすると治安を維持する必要から、警察権力を強化される。

 

 むしろ自由により、強権的な政府が生まれることとなる。

 

 

自由自体は必要であるが、それは必ずしも自由放任ではなく、ある程度自律的な自由である。
自分で自分を律しながら、自由を謳歌する必要がある。

それはある程度時間がかかるのだ。

 

 

 

 自分を律しながら自由を謳歌するには、正しい情報が必要だ。

 現在は何が起きているのか、そのために必要なことは何か?

 

 こういうことを判断するためには正しい情報が必要になる。

 

 そのために国民の知る権利があり、それを担保するのが報道の自由だ。

 

 

 つまり報道の自由とは、

正しい情報を提供することが前提となる

 

 

 

 

 

田崎史郎のデマ!

 先に書いたように、現在の状況はデマが蔓延しやすい。

 それは多くの国民が不満を持っているからだ。

 

 その時にメディアは通常より情報に注意を払わなければならない。

 少しでも間違ったことを言うと、そのデマが拡散されやすい状況にあるから。

 



 毎朝8時から放送されている「羽鳥慎一のモーニングショー」という番組がある。

 その番組の中でゲストコメンテーターの田崎史郎とレギュラーコメンテーターの玉川徹が討論をしていた(4月6日および7日)。

 

 その内容は日本政府の新型肺炎対策の評価についてである。

 

 日本政府の対応を評価する田崎に対して、否定する玉川。
そして田崎が評価するポイントが「新型肺炎の死者数が少ないこと」だった。

 

 それに対して、玉川は「検査をしていないのにわからない」と発言

 

 日本の死者数が各国より少ない事に、玉川氏は「検査していないのに、感染者はわからないじゃない。それは、感染した人で、亡くなった人の死者数でしょ。感染が確認された人で、亡くなった人の死者数でしょ」と発言。

 

 

 対して田崎は死者にはすべて検査をしていると主張。

 これに田崎氏が「そうじゃなくて肺炎で亡くなった人の事を後でCT検査して、コロナウイルスなのかどうか、いちいち判断しているんですよ」と反論。すぐに玉川氏が「全部じゃありませんよ」と返すが、「全部やっているんですよ。その結果として、今の死者数が出てきているんで」と田崎氏も譲らず。

 

 

 死者も含めて全て検査しているという田崎。全部はやっていないという玉川。
それが意見の対立だった。

 

 死者を全部検査していれば、新型コロナによる肺炎だと認定できる。
しかし検査しなければ新型コロナであるかわからない。
通常の肺炎の死者として処理されている可能性がある。

 

そして死者に対してはPCR検査をやっていないということが番組で暴露される。

 直後に番組が、肺炎患者の死後のPCR検査の実態を東京都に聞いたところ「現在把握しているのは3件。生きている方のPCR検査が優先。何もかも行うわけにはいかなのが現状」という返答があったと紹介した。

 

 

まあ医療リソースを有効活用するためには死者に対して行うことは不要だろう。
そのために東京都の回答には十分納得できる。

なお記事中では検査のことを玉川はPCR検査と言っており、田崎はCT検査と言っているが、
いずれにせよ「死者にもやっている」という根拠は示されていない。

 

 

つまり田崎はデマを言ったことになる

 デマに踊らされやすくなっている昨今、
(全て検査しているなどという)いい加減な発言をするべきではないだろう。

 

 

 

 

では玉川はデマではないのか?

 田崎の言ったことは確かにデマだった。彼は確認しないで言っており、
そういう意味では批判は免れないだろう。

 

 しかし玉川はデマを言ってないのだろうか?

 

 玉川はこう言っている

 

 日本の死者数が各国より少ない事に、玉川氏は「検査していないのに、感染者はわからないじゃない。それは、感染した人で、亡くなった人の死者数でしょ。感染が確認された人で、亡くなった人の死者数でしょ」と発言。

 

「全員が新型コロナじゃないと言い切れるのかというのは、前々から疑問に思ってまして。亡くなってる肺炎患者さんが新型コロナでないと言い切れないんですよ。なぜなら調べてないから。という事は、わからないんですね」とコメント。

 

 

つまり玉川は通常の肺炎の死者の中に、新型コロナの死者が含まれている可能性を指摘した。そうであれば日本の新型コロナの死者はもっと多いことになる。

 

 

しかしこれは根拠があるのだろうか?

 

 

この番組中に聞いているのは「死者に対する検査」だ。

「死者に対しては検査をしていないと言っている。

 

 しかし生前では重症化した患者には検査をしないのだろうか?

 

 日本感染症学会はこのように述べる

PCR 検査の原則適応は、「入院治療の必要な肺炎患者で、ウイルス性肺 炎を強く疑う症例」とする。軽症例には基本的に PCR 検査を推奨しない。時間の経過とともに重症化 傾向がみられた場合にはPCR法の実施も考慮する。

赤字は筆者

 

 

そしてウィルス性肺炎と細菌性肺炎はレントゲンやCTで区別できる

 

「細菌が原因の肺胞性肺炎は、レントゲンなどの画像診断で、濃い影が写ります。これは、肺胞の中に炎症物質が充満しているからで、このような影を『湿潤影』といいます。一方、ウイルスが原因の間質性肺炎は、薄いすりガラス状の影しか出ず、軽症の場合はCT(コンピューター断層撮影)でなければ分からないほど薄い影になることもあります」

 

 

 このようにレントゲンやCTなどでウィルス性肺炎は「薄い影」にしかならず、
細菌性とは明確に区別できる。

 

 そしてウィルス性肺炎と診断されれば、
PCR検査をするように日本感染症学会も推奨している(重症化の場合)。

 

 つまりウィルス性で重症化した場合、PCR検査をしないことは考えにくいのだ

 

 

 

 

 

ポイントは日本の死者数が少ないこと!

 そしてこの議論ではポイントがズレている。

 問題は日本の死者数が少ないことだ

 

 

 田崎は元々安倍政権に近く、それ故に安倍政権の対策を評価している。
しかし玉川は日本の対策に否定的だ。

 それ故に死者数が少ないことは玉川にとって都合が悪い
死者数が少ないことは日本政府を評価せざるを得ないからだ。

 

 そのため死者数にケチをつけたいという心理があるのだろう。

 

 

 筆者は田崎氏と同様に、
 死者数が少ない安倍政権の対策を支持している

 

 因みに通常の肺炎と新型コロナの死者が混同されたケースは、特に初期にはあり得たと思う。

 

 このウィルスは未知のウィルスであり、それ故に特に初期には見過ごされていただろう。
しかしその後には大きなニュースとなっており、医療関係者が肺炎患者、
特にウィルス性肺炎患者に対して検査を漏らすとは考えにくい。

 

 

 先程の番組内では「死者に対しては検査しない」と言っているのだが、
ウィルス性肺炎が疑われる重症者に対しては「していない」とは言っていない。

 

 少なくとも現在において、そのような症例が多くあるとは考えにくい

 

 

 また多少見過ごしがあったところで問題ではない。

 問題は日本の死者数が少ないことだ

多少見過ごされていても死者数が少ないことには変わりない。

 

 

 玉川氏は日本の検査数が少ないことを批判している。
そして返す刀で検査数が多い韓国を称賛している

 

 しかしその韓国の死者数はどうなっているのか?

 韓国は214だが、日本は98だ(4月12日現在)。

 そして4月に入ってからも韓国は49人だが、日本は41人だ。

 

 日本の方が死者数は少ない

 

 

なおかつ日本と韓国の人口比率は2.5だ。

つまり韓国が200人を超える死者が出ているのなら、
日本は500人以上の死者が出ていなければならない。

 

 それでも韓国と同レベルなのだ

 

 玉川氏は日本では400人以上の死者が誤魔化されているというのだろうか?
そんなことは到底考えられない。

 それなら日本の死者数は国際的に見て十分少ない。
そしてそのような日本政府の対応は称賛に値するのではないか?

 

 

 もちろんもっとうまいやり方はあっただろう。

 そして今でも変な政策が行われている。

 

 しかし政策はトータルで判断すべきだ

 「お肉券」や「マスク2枚」などではなく、
者数が少ないという結果を見て我々は判断するべきだ。

 

 そしてメディアはデマを吹聴することを慎むべきだ。

 

 

 もし玉川氏が新型コロナの死者数が通常の肺炎の死者数に含まれていると主張するのなら、
病院関係者や葬儀関係者に取材すればすぐにわかる

 

 そういう噂が飛び交っていることだろうから。

 

 そうじゃないのならデマを広めるのはやめるべきだ。

 

 前回、お笑い芸人の太田光氏のコメントを引用した

 彼の言うようにこのような時に陰謀論を言うべきではない。

 

 そしてデマは陰謀論である


 

 もしデマでないというのなら、

玉川徹は説明責任を果たすべきだ


 

筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
 そんなお花畑が、目覚める
キッカケとは?

 

 

太田光の言葉「陰謀論などをやめよう」

 

 

新型肺炎の対応を批判するコメンテーター

しかし政府の対応はそんなに批判されるべきことか?

その中で太田光のコメントが目を引いた。

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筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
 そんなお花畑が、目覚める
キッカケとは?

 

 

 便乗して、不満を言うだけの有識者

 

 

日本政府の対応!

現在、世界的に広まっている新型肺炎。

この数日、日本でも感染者の急増があり、日本政府は緊急事態宣言を
出すかどうかの瀬戸際になっている。

 

政府の対応については毀誉褒貶がある。日常的な政策についても当然だが、
今回の様な世界的なパニックであればなおさらだろう

 

このウィルスには未知の部分があり、感染力は強い。
そして現在のところ治療法がない。それ故に多くの人が不安に駆られており、
それにより政府に対する批判的意見も強くなっている。

 

それは致し方ないだろう

日常生活を営むことが難しくなり、それがいつまで続くかわからない。
「来週まで」とか「来月までに終息」とか決まっているのなら、
「それまで我慢すればよい」となるが、そういう見通しもつかない。

 

1か月ほど前、安倍首相は「2週間程度が山」と言ったが、
2週間過ぎても状況は変わらない、どころかむしろ悪化している。

そういう中で特に政府の対策に疑心暗鬼になるのは仕方がないだろう。

 

 

 不安がストレスになり、捌け口を探している。

 そういう気持ちは痛いほどわかる

 

 かく言う筆者も日常生活が支障をきたしている。

 そこでわかりやすい捌け口を探しそうになる。

 

 

 

 しかし少し考えてもらいたい

 日本政府の政策はそれほど間違っているのだろうか?

 

 

 現在の日本国内の感染者数は
3,654人。死者数は73人(4月6日現在 以下同じ)。
これは世界的に見てもかなり少ない数字ではないか?

 

一部、朝日新聞の数字では「死者数が100人を超えた」とあるが、この数字は厚生労働省の数字だけではなく、
各都道府県の発表数字を加えている。それにより重複があるので正確ではない。

さらにクルーズ船の死者(11人)を加えている。
 あえてこのような数字を提示する朝日新聞のスタンスには疑問を感じる

 

 

世界的には感染者が130万人近くになり、死者数も7万人に迫る。

 

日本の場合、積極的な検査をしていないで感染者数は少ないだろう。
しかし死者数は誤魔化しようがない。そう考えると、各国で検査状況が
違うので比較しにくい感染者数より、より正確な死者数で比較するのが適当と考える。

 

 

そうすると世界人口が約76億人なので、世界平均では10万人中0.9人が
このウィルスによって死亡していることになる。

 

対して日本では10万人当たり0.06人という結果となっている。

また1万人以上の死者が出ている国の10万人当たりの死者数は
イタリアが25.6人でスペインは27人であり、
日本と比較しても雲泥の差である。

 

そんな遠くの国でなくても隣の韓国の死者数は183人で、
10万人当たりの死者数は0.35人だ。

 

 

 このように死者数を見る限り、日本は健闘していると言える。

 

 本日のニュースだと政府は非常事態を宣言するつもりのようだが、
だからといって日本がそれなりの成果を出しているという事実は変わらない。

 

 世界中の混乱と比較すると、日本は遥かにマシな状況だ。

 

 

 

 

 

太田光の言葉!

 このような日本の状況であるが、テレビのコメンテーターなどは
日本政府への批判に忙しい。

 もちろん政府は権力であるので、批判的に取り扱われるのは当たり前だ。
そしてデタラメな政策をすれば指摘されることもこれまた当然である。

 

 しかしただ政府の悪口を言えば良いというような批判(もどき)が
巷に溢れているように思うのは、筆者の思い違いだろうか?

 

 例えば東京都知事までやった人が、テレビでどうでもいい批判ばかりしているし、宮崎県知事までやったタレントも無責任な発言をしている。

 

 因みにトイレットペーパーは一時的に品薄になったが、
現在ではスーパーの棚に普通に並んでいる。

 

 また医療関係者であってもウィルス感染症の専門家でもない人
「徹底検査」を訴えたり、感染症の一応専門家だが、ほとんど現場体験がない人
テレビに出していい加減な言説を広めている。

 

 こういう風潮こそ危険な状況と言えるだろう

 

 

 

 このようにテレビをはじめとするメディアは「反権力志向」なるものがあり、
政府批判をするスタンスの人を取り上げやすくなっている。

 

 しかし安易な政府批判こそ慎むべきだろう。

 

 何でも政府を批判すればよいというスタンスは、
むしろいざという時の政府批判の効果を薄める
いつもいい加減なことを言っている人が、実際に必要な時に政府批判しても
視聴者に信じてもらえるだろうか?

 

 狼少年のように信じられなくなるだろう

 

 

 そのようなスタンスのテレビ界の中で、お笑い芸人である太田光の意見が目を引いた。
彼はむしろ政府批判的なスタンスを売りにしている芸人だが、
今回の発言はいつもと違い、落ち着いた抑制した発言だった。

 

 

その記事は上智大学教授の水島宏明氏が書いた

太田光がテレビで訴えた「陰謀論や分断をやめよう」のメッセージ」だ。

 

 水島氏は元日本テレビのディレクターでもある。

 

 

 水島氏はこの中で4月5日にTBSで放送された「サンデージャポン」の中の
太田光のコメントを引用している。

 

 

 太田はこの中で「首相や小池知事、厚生労働省の役人を「一生懸命やっている」と評し、
陰謀論などを言わないで、「医療現場を混乱させることはいけない」と言う。

 

 さらに「政府に文句言っている時間がもったいない」などと、
政府批判に明け暮れている識者の言動を批判的に問うている。

 

 これにはもちろん自身の発言も批判の対象となっているのだろう。

 

 

 「なんかオレが言うと本当に説得力がないんだけど・・・」などと
自虐的なことを言っているが、筆者はまともな意見だと思っている。

 

 

 先にも書いたがこの手の番組はやたら上から目線で政治家や官僚を
コケ降ろして見下して世間の喝采を浴びる風潮がある。

それは世間の留飲を下げるかもしれないが、それは単なる売名行為であり、
憂さ晴らしとなるだろう。

 

 事実、そういう輩がいう「提言」なるものは、一時的なアイディアにすぎない。
ほとんど現場では役に立たないものなのだから。

 

 そのような言説を高視聴率テレビで流すのはデマを流通させているのと変わらない。
国民の事実を提供することを仕事しているマスコミ各社には厳に慎むべきことだろ。

 

 

 その点でも太田光のコメントは示唆に富む。こういう世論を扇動するコメント、
陰謀論を流すことを自制する必要を唱えているからだ。

 

 

 詳しくは前記記事の全文を読んでもらいたいが、このように抑制をした言説を
他のテレビ番組も見習ってもらいたい。

 

そして太田はこう付け加える。

 「発症している人の数を見るとやはり日本では抑えているのは事実・・・」

 

 

 そう…事実として政府は結果を出している。

 少なくともこれまでは!

 

 

 我々は憂さ晴らしのためのコメントをテレビのコメンテーターに求めてはならない。
テレビは正しい情報を提供するべきだ。

 

 他人を、政府を、官僚を見下すことで満足を得ることは避けるべきだ。

 それこそが正しい情報から目を逸らすことにつながるのだから。

 

 

 

 

筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
 そんなお花畑が、目覚める
キッカケとは?

 

 

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