左翼はフランス革命時の議席の並びに因む!

しかし日本の左翼とは全く違う考えの人だ。

左翼とは共産主義者ではなく、全く別だ。

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筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
 そんなお花畑が、目覚める
キッカケとは?

 

 

 

日本の左翼とは共産主義者ではない!

 

 

「左翼」ってなんだ?

 筆者は自身をネット右翼だと思っていない。

しかし筆者の書くモノを見ているとネット右翼と思う人もいるだろう。

 

ネット右翼とは何か?

それはネットで右寄りの発言をする人だ。

 

右寄りとは保守的であり、タカ派的な人たちだ。

つまりネットを中心にこれら右寄りの発言をする人たち、

これがネット右翼と言われている人たちだ。

 

しかし現在ではほとんどの人がネットで発信している。

例えばテレビに出ている有名人でも自身のブログを持ち、

ツイッターのアカウントを持っている。

そういう人は「ネット」とは言わない。

やはりネットを主に、もしくは中心に情報を発信している人で

右寄りの発言が多い人を言うのだろう。

 

因みによく誤解されているが、

ネット右翼=ヘイトではない。

ネット右翼とは先に書いたように右寄りと言う意味だ。

つまり思想の傾向が保守的やタカ派的でネットを中心に活動している人

それがネット右翼だ!

 

保守寄りでもタカ派寄りでも個人的な好き嫌いはあってもいい。

しかし必ずしも右翼が悪い訳ではない

右寄りは悪いが、左寄りは悪くない。

 そういう考えこそが偏見である。

 

 あくまで思想の方向が違っているのであって、

 そこに善悪と言う考えはない。

 右でも左でも悪くはないのだ。逆に右でも左でも悪い人もいる。

 

 

 このようにネット右翼とはヘイトとは全く関係ない人たちだが、

 日本ではネット右翼=ヘイトという構図が作られている。

 

 実はこれこそ戦後政治を歪めている元凶なのだが、

 ここでは問題にしない。

 

 

ところでネット右翼は否定的な意味で使われることが多いが、

そのネット右翼が批判する対象に左翼というものがある。

 

野党政治家やマスコミ、知識人(もどき)などを批判して、

「アイツは左翼だ!」

などという。

 

左翼だから、日本の悪口を言うし、韓国や中国に迎合する。

そう言われると何となくそういう感じがする。

では左翼とは何だろう?

 

この記事ではネット右翼がよく使う「左翼」と言う言葉を定義する。

そして日本の置ける「左翼」と言う言葉が

必ずしも本来の使われ方ではないということを見ていこう。

 

 

 

 

「左翼」とは?

 ネット右翼で使われている左翼と言う言葉は

思想的な意味ももちろんあるが、むしろスタンスと言う意味で使われている。

 

 つまり日本側に立たないで、外国側に立つ人を言う。

 もう少しかみ砕いて言うと、日本と外国がトラブルになった場合、

日本ではなく、外国の側に立って日本批判をする人と言う意味がある。

 

 例えば日本と韓国が外交上トラブルになった場合、

明らかに韓国が悪い場合でも、韓国側のスタンスに立ち、

「日本が悪い」と主張する人たちだ。

こういう人たちを左翼と言う。

 

 

これはもちろん本来の意味で「左翼」というのではない。

日本においてはやたら日本批判をする人を言う。

 

もちろん必要な場合は日本批判することは吝かではない。

しかし左翼とはその傾向が極端なのだ。

 

明らかに相手国が悪い場合でも、相手国を一生懸命擁護して、

日本批判を繰り返す。

 

例えば201810月の徴用工判決。

韓国の大法院(最高裁)で戦時中の徴用工に対する損害賠償請求の裁判があった。

これに対して韓国大法院は原告側の訴えを認めて、日本企業に対して賠償を命じた。

 

これは1965年の日韓請求権協定を根底から覆すものであり、

戦後の日韓関係の枠組みを破壊する暴挙に他ならない。

当然、日本政府だけでなく、日本の世論も大いに反発した。

 

しかし一部の人たちはそれにも拘らず、韓国を擁護している。

例えばこういう弁護士さん達だ。

 

 


 

もちろん日本は自由の国であり、多様な言説が許される。

しかし過度な韓国への迎合は別の疑問が浮かんでくる。

 

どうして韓国には甘いんだ?

 

彼らが日本に対しても韓国に対しても甘いのならわかるが、

日本に対しては厳しいことを言う人も韓国に対しては甘い。

 

それはどうしてなのだろう?

 

それは結局、日本の左翼が反日だからではないか?

つまり左翼とは反日なのだ!

 

 

 

 

「左翼」の由来!

 では左翼とは何だろう?

 左翼とは旧日本社会党や日本共産党をイメージする。

 事実彼らは日本の左翼をある種代表する存在だろう。

 しかし現在の彼らは共産主義や社会主義などを支持しているのか疑問だ。

 例えば「日本共産党の研究」を書いたジャーナリストの立花隆氏によると、

共産主義の正統派であるレーニン主義に関して、

1.暴力革命

2.プロレタリアートの独裁

3.民主集中制

の3点を挙げ、この三位一体こそが「レーニン主義の真髄」と述べている。

日本共産党の研究(1) P31より。

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 この辺りは議論が分かれるだろうが、少なくとも筆者は現在の日本共産党が

暴力革命を目指していると思わない

 もちろん表向きは分からないが、暴力革命などできる状況はまったくない。

そのため「レーニン主義の真髄」を放棄した現在の日本共産党はある面、

共産主義を放棄していると言えるのかもしれない。

 

 

 その他に左翼のことを「進歩・革新」などと言うこともある。

対して右翼の人を「保守」「保守反動」などという。

 

 これは歴史が一方通行であり、自由や平等の方向に流れているが、

それを先取りしようとするのが「進歩・革新」であり、

その流れを逆に動かそうとする(反動)のが「保守」という位置付けだ。

 

どちらかというと進歩的な人(つまり左翼)が

好んで使うのがこの使い分けだ。

 

 

 では実際には何が左翼で、何が右翼なのだろうか?

 

元々「左翼」とはフランス革命時の議会での席の並びの問題だった。

議長席から見て左側に進歩的な人たち、右側に保守的な人たちが鎮座した。

それによって進歩的・革新的な人たちを「左翼」、保守的な人たちを「右翼」と呼ぶようになった。

 

当時のフランスでは何が問題になっていたのかと言うと、

国王に対する取り扱いだ

 当時はルイ16世の治世だったが、国は荒れ果てていた。

 

その国王をどうするか?

「国王は必要だ」と言う人たちが保守的、

「国王なんていらん」と言う人たちが進歩的と言われた。

 

つまり左翼は時代を前に進めるために、国王という守旧派を排除しようとした。

 

伝統を守ろうとする保守派と左翼=進歩派はそういう面でも対立する考えだった。

 

 

 

 

日本の左翼(1) 冷戦時代

フランス革命の端を発し、時代を前に進めるため伝統を排除しようとする左翼=進歩。

他方、歴史や伝統を重視し、人為的に前に進めることに否定的な右翼=保守。

 このような違いに対して日本の左翼や右翼はどうなっているのか?

 

 

 日本の戦後は1945年の終戦の年から始まるが、その年に価値観の大変換が起きた。

それが戦前を絶対悪とする考えだ!

 

 戦争時代は戦争遂行が絶対的な正義だった。少なくとも国民は
「戦争反対」という主張を口にできなかった。

 しかし戦争に敗れることでその絶対的な価値観が逆転し、

戦後は「戦前に軍部に反対していた人が正しい」という世の中になった。

 

 例えば軍部に反対し続けた人達と言えば、共産党の人々だった。

共産党の人たちは戦中、刑務所に収監されていたが、

そこから出所するにあたって大歓迎されるような状態だった。

 

 戦前から戦後への価値観の逆転。

 それにより「戦前を絶対悪」とする考え、それを肯定することを許さない。

そういう雰囲気があった。

少なくとも大手を振って戦前を肯定することは躊躇われた。

 

それはある面仕方がなかった

戦争により多くの犠牲者が出て、生き残った人も困窮を極めていた。

どこの家庭でも父親が、夫が、息子が戦場に行き、戦死することも多かった。

そういう無謀な戦争をした軍国主義者に対しては国民の声は厳しかった。

 

それ故に戦後の保守派は劣勢を強いられた

なぜなら保守とは歴史と伝統を重視する。それ故に過去のことを一方的に断罪できない。

彼等とて戦争を肯定している訳ではない(そういう人も一部いたが

しかし進歩派(左翼)のように、戦前を一刀両断に断ち切ることができない。

それは保守派の思想的な弱点となった。

 

つまり戦前の人々に対して
保守派(右翼):「彼らにも反省すべきことは大いにある」
進歩派(左翼):「奴らは全員縛り首だ!」

このように一刀両断にできる進歩派(左翼)に対して劣勢だった保守派(右翼)は

どうしても戦前のことに言及する時は歯切れが悪かった。

 

 しかし東西冷戦の激化とともに、
 アメリカは日本の保守派に肩入れするようになる



アメリカ(というよりGHQ)は当初、日本共産党など左翼を応援していたが、

徐々に冷戦が深刻化してくると、態度を改めた。
そして共産党員を職場から追放するレッドパージを強行


日本共産党の指導者は地下に潜伏することとなった。

 

 

このように左翼は政治的イニシアティブを失った。

しかし彼らはそれほど心配していなかった。

なぜなら時間は自らの味方だと思っていたからだ。

どういうことかというと、共産主義の理論では、
資本主義とは資本家が労働者を搾取するシステムなのだ。

それ故に時間が経てばたつほど、労働者は搾取され、
少数の資本家だけが金が儲かることとなる。

そして選挙とは多数派が少数派を駆逐するシステムだ。
だから時間が経てばたつほど、左翼側が有利になると思っていた。

 

彼らは自らのイデオロギーに自信を持っており、
それ故に共産主義的、左翼的政策をすれば国民を幸せにできると思っていた。

 

現在(当時)の資本主義を擁護する自民党は、国民を不幸にするだけだ。

彼らを下野させて進歩的な勢力が政治的イニシアティブをとって、
それで進歩的・左翼的な政策を実現する。

 

それが国民を幸せにできると思っていた。

少なくとも彼ら進歩派(左翼)はそう思っていた。

そのために反自民党こそが正義となったのだ。

 

しかも彼らからすると時間は自らの味方だ。
時間が経てばたつほどこっちは有利になる。

だから一般の人たちもいずれ分かってくれる。

我々進歩派(左翼)が正しかったことを。
そして多くの大衆に称賛されながら、

保守の敗北を上から目線で眺めることを夢見て、自ら悦に入っていたのだ。


しかし実際にはそうはならなかった
時間が経てばたつほど、逆に左翼側の勢力が衰えていった。
特に70年前後の学生運動の時には、革命を目指す学生に対して、
労働者は終始冷淡だった。

本来の革命理論では「革命の主体は労働者」でなければならないが、

逆に学生が一生懸命にやりながら、労働者はそれと距離を置いていた。

因みに当時の学生はそれなりにエリートであり、いわゆる資本家に近かった。
その彼らが「革命」を叫び、他方で労働者がそれに冷淡な反応を示す。

 

それは左翼運動の限界を示していた。

 

 

 

 

日本の左翼(2) 冷戦後

 70年前後の学生運動の時期を過ぎ、
70
年代は辛うじて保革伯仲の時代を迎えたが、
80
年代に入ると保守復活の時代となる。

このような状態からさらに進歩派(左翼)に逆風が起きる。
東西冷戦が終結したのだ

先に書いたように資本主義は資本家が労働者を搾取するシステムだ。
少なくとも進歩派(左翼)はそう考えていた。
しかしその労働者の天国(のはず)の共産国家の盟主「ソ連」が破綻し、
資本主義の軍門に下ったのだ。

彼らにとってこれはイデオロギーの敗北を意味する。

そして彼ら自身もイデオロギーに自信を持つことが出来なかった。

 

つまり左翼的政策をやっても、「国民を幸せにできない」

そう認めざるを得ない現実があったのだ。

 

そこで彼らが飛びついたものは何だったのか?

それが政権交代だった!

 

彼らが信じてきた進歩的イデオロギー

それに基づく政策によって国民を幸せにすることはできない。

そう認識しながらもこれまでやっていた自民党批判は抑えることはできなかった

 

だから手段として行ってきた自民党批判を

自民党を批判することそのものを目的にするようになった。

 

それに対する大義名分こそが政権交代だった。

 

これは自民党の政策に直接良し悪しを評価する必要はない。

そうではなく、長きに渡って政権を維持することで

政権が歪んできてしまったことを批判する。


絶対的な権力は絶対的に腐敗する

そのためには適度な時期に政権交代をし、権力を断ち切る必要がある。

 

日本の左翼はそのような考えを大義名分として、

自民党批判を継続するようになる。

 

そして継続して、戦前の日本は絶対悪とする考えの下、

歴史問題にも言及する機会が増えていった。

 

イデオロギー上の批判をやめ、政権交代を目指すことを大義名分に、

これまで繰り返し行ってきた自民党批判を行う。

その為利用したのが戦後日本を覆っていた「戦前は絶対悪」という考えだ。

 

つまり戦前と現在(当時)の自民党を託けることで、

一方的に自民党批判ができるようになる。

そのためのネタが歴史問題だったのだ。

 

例えば慰安婦問題が1991年に日韓両政府で政治問題化したのは

そのような文脈で説明できる。

慰安婦問題は韓国が民主化した(1987年)ことで

声を出しやすくなったから出てきた、と言われることがあるが、

それはデタラメだ!

 

なぜなら民主化以前の韓国も普通に反日政策をやっていたからだ。


事実、1948年から60年まで大統領やっていた李承晩は、

公海上に勝手に李承晩ラインを引いて、日本漁船の拿捕を繰り返していた。


 

このような反日の権化のような人物が、どうして20万人の性奴隷について、

日本政府に謝罪を要求しないのだろうか?

それは当時の韓国人は、慰安婦が売春婦であることを知っていたからだ。

だからそれほどまでに反日的な政権であっても、

慰安婦問題を取り上げようとしなかったのだ。

 

慰安婦問題を焚き付けたのはむしろ日本人の側だ。

 

日本の左翼がイデオロギーに敗れ、

ほかの運動目標を必要としたので新たなネタを発掘した。

それが慰安婦問題の本質なのだ。

 

 

つまり日本の左翼とは

自民党を批判することが手段から目的と化した人たちなのだ。

 

 

 

 

日本の左翼(3) 政権交代後

その後、2009年に民主党というリベラル的(つまり左翼的)政党が政権を獲得した。

つまり政権交代だ

 

しかしそれこそが左翼にとって悪夢の始まりとなった。

なぜなら自民党を批判することの大義名分が使えなくなったからだ。

 

先に書いたように自民党批判の大義名分は長期政権批判だ。

長期権力は腐敗する。それ故に政権交代することが政治を正常化する。

 

このような主張は確かに説得力があった。

そして筆者もこの部分は賛成する。

 

だが結局、日本の野党=左翼には政権担当能力が無かった。

 

それ故に政権交代しても、野党はまともな政権運営ができない。

だから自民党に不満があっても、我慢するしかない。

 

そういった政権交代に対する不信感が生まれたのだ。

 

 

 

 

つまり日本の左翼とは

 つまり日本の左翼とは何か?

 左翼とは自民党なのだ。

 自民党という日本の政権政党に反対する。

 それが野党であり、日本の左翼なのだ。

 

 彼らは元々通常の左翼、つまり社会主義や共産主義を信望していた人たちだ。

 そしてそれらの左翼イデオロギーを信じられていた時代、

彼らは左翼イデオロギーを信じて、反自民党政策を実行していた。

 

 それが日本を良くする道だと思っていたから。

 しかし左翼イデオロギーは敗れた。

 

 だがそれまで活動してきた自分達を明確に否定する行動はできなかった。

 なかなか自分達が「無駄なことをやっていた」とは認められなかったのだ。

 

 だから彼らはそれまで左翼イデオロギーを信じて、

 その政策を実現するために自民党への批判を繰り返していた。

 

 簡単に言うと自民党の悪口を言っていたのだ。

 

 それが日本の政治の現状だった。

 自民党がずっと政権を担っていることで、

 野党は自民党の批判をすることが仕事となる。

 

 それが故に自民党の批判=自民党の悪口となっていった。

 

 その自民党の批判が世間に共感を持たれ、

野党への支持に繋がって、自民党を打倒できれば、

それは野党支持者=左翼にとって心地良いことだ。

 

 しかし現実はそうではなく、

自民党は野党=左翼の批判を横目に

ずっと政権を維持してきた。

 

 つまりずっと選挙に勝ってきた。

 つまりずっと国民の支持されてきた。

 

 そういうことから野党は

選挙のたびに敗北を繰り返してきたのだった。

 

 これは心地良い経験ではない。

 むしろ不快な経験だ!

 

 そこで日本の左翼は反自民党から反日にシフトすることとなる。

 

 つまり自分達が嫌いな自民党。

 その自民党は国民に選ばれている。

 つまり自民党を支持しているのは国民だ。

 だから自民党=国民を嫌いになる。

 

 ということで、

 反自民党は反日に転嫁するのだ。

そして日本の左翼は反日となっていくのだ。

 

 

 だから日本の左翼とは何か?

日本の左翼とはやはり共産主義や社会主義と言った

左翼イデオロギーから出発している。

 

しかしその左翼イデオロギーは敗れた(冷戦終了)。

そしてその過程で行ってきた反自民党が残り、

日本の左翼は反自民党に勤しむこととなる。

 

そして冷戦終了後、反自民党の有力なネタは

「戦前を絶対悪」とする歴史問題となった。

 

それ故に日本の左翼とは何か?

その条件は2つある。

1.戦前の日本を絶対悪とする価値観

2.反自民党的スタンス

 

これこそが日本の左翼というものだ。

 

日本の左翼とは共産主義でも社会主義でもない。

昔の左翼イデオロギーの信じられた時代に、

自民党を下野させるために、自民党の悪口を言っていた。

その名残が「反自民党」として残っている。

 

そしてその反自民党を言いやすいがために、

戦前から残っている@「戦前は絶対悪」という価値観に、

戦後の自民党を託けることによって、

出来る限り軋轢が無く自民党の悪口を言おうとする、

そのために歴史問題とは作られたのだ。

 

 

日本の左翼とは

1.戦前の日本を絶対悪とする価値観

2.反自民党的=反権力的スタンス

 

この2つこそ、日本の左翼の条件と言えるだろう。

 

決して日本の左翼は共産主義の信望者ではないのだ。

 

 

 

 

筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
 そんなお花畑が、目覚める
キッカケとは?