◎大牟田市 三井三池炭鉱の集団暴行事件
◎「暑いから」職場の変更を要求。そのまま帰る
◎とても「弾圧されていた」とは思えない。
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※筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
そんなお花畑が、目覚めるキッカケとは?
現在日韓関係は最悪の状況になっている。
その理由は韓国側にあるというのが筆者の見解だが、他方日本側にも問題がある。
それは韓国側の反日行動に対して、これまで擁護してきた面があったということだ。
その擁護には積極的に擁護する意見もあったが、むしろそういう意見は少数派であり、
大多数の擁護とは「黙認」によるものである。
つまり韓国側の反日行為に対して、「何も言わない」ということだ。
これは日本側の贖罪意識が影響しており、それは自虐的な教育によって
生み出されている。そしてそれは戦前のことを教えない教育界、
またマスコミの行動によって引き起こされている。
以前、筆者は戦前のコリアンの猟奇的犯罪である李判能事件について書いた。
これはのちに関東大震災時の日本人による過剰な朝鮮人虐殺の
キッカケになった事件であるが、ほとんどの人はこの事件を知らなかった。
これはマスコミおよび教育界の怠慢というものである。
しかしそのことを嘆いていても始まらない。そこで筆者はその反省に立ち、
戦前のコリアンの犯罪行為およびその他の行動を事実として提示する。
この事実をご覧いただき、そして日本人としての贖罪意識を解消する
一助となれば幸いである。
※現在からは差別的な表現がありますが、時代上そのままの表記とします。
※犯罪者の個人名については伏字とします。
※長い文章については適宜、句読点を補い、読みやすくしました。
※旧字については現代風に直している場合があります。
※漢数字は、算用数字に変更する場合があります。
◎三井三池炭鉱に於ける管理者に対する集団暴行事件
・日 時 昭和十八年十月十九日
・場 所 大牟田市三井三池鉱業所 第四協和寮
・事 件 集団暴行事件
・被害数 管理者 三名(内地人)
(概 要)
移入朝鮮人労務者○○は十月十九日二番方として午後0時三十分入坑すべく、
坑内繰込場へ赴きたるも、当日割当られたる作業箇所が前日と同一箇所にして、
暑気烈しく作業に耐えずと申立て、作業箇所の変更方を申出たるも係員に於ては、
明日考慮すべきに付本日は此の儘就労すべしと勧説を以て極力入坑を慫慂したるも、
○○は飽く迄之に応ぜず、其の儘帰寮したる為、係員は寮舎監××に
連絡訓戒方を依頼する処あり、
依って××舎監は係補導員にも手配し、○○の帰寮を待ち居りたる処、
○○は帰寮途中友人宅に立寄り、飲酒酩酊の上、午後三時頃帰寮し、
密かに就寝し居りたるを補導員△△が発見し、事務所に連行したるを以て
××舎監は入坑拒否の理由を質したる上、懇々と其の非を諭し、
極力就労慫慂に努めたるも何等改悛の情なく、暑さを理由に飽く迄自説を
固持して譲らざる為、舎監も他隊員への悪影響を憂慮し、
改悛の情なき憤懣と相俟って同人を殴打したり。
然るに帰寮したる○○は飽く迄挑戦的態度に出で、
炊事場より天秤棒を持出して事務所に至り、××舎監に対して
「此の棒にて俺を殺して呉れ云々」と殊更大声を発し、喧騒を極めたるため、
この騒音を折から昇抗帰寮中のもの及寮内に居りたる広州隊員五十余名が聞き、
事務所前に蝟集して気勢を示し、
就中◇◇外八名は異口同音に舎監の不法を鳴らし怒号して、
事務所に闖入して舎監を室外に引出し、事務所前に於て手拳或は頭突に依り暴行を加へ、
更に附和雷同したる隊員数名はその他二名の補導員に対しても同様暴行に及び
××舎監に対し、胸部其の他に打撲傷、補導員に頭部・腰部打撲傷を負はせ、
窓硝子四枚を破壊したり。
(警察措置)
所轄署にありては事件の速なる鎮撫に努めると共に、
暴行主謀者◇◇外二十二名を検束、其の他の隊員に対しては厳重警告を発して、
軽挙妄動を戒めたり。また鉱山側に対しても労務管理の是正に付更に警告を発したり。
尚思想的背後関係等認められず、且暴行の程度等比較的軽微にして
事件送致の要なきと思料せられたるを以て十月三十一日厳重訓戒の上、釈放したり。
※参考:在日朝鮮人関係資料集成第5巻 P255~256
※赤字は筆者
◎コメント
これはあの有名な三井三池炭鉱で起きた事件である。
三池炭鉱でも朝鮮人労働者を使っていた。もちろん現在とは比べ物にならない程、
労働環境は悪かったと思う。しかしそれは日本人も同様だった。
まず朝鮮人労務者のワガママな態度に驚く。「職場が暑い」ので変えて欲しいと要求。
そして変えてもらえないからと職場を放棄し、帰ってしまった。
それも決してゼロ回答ではない。「明日は考えるから、今日はやって欲しい」
と言っているのだ。もちろん明日になっても変わらないかもしれないし、
これまでも要求を拒まれたのかもしれない。
しかし職場放棄をする理由になるのだろうか?
また職場から帰っただけではなく、友人宅に立寄り、酒を飲んで、
なおかつその旨批判されたら不貞腐れて、改悛の情を全く見せず、
その上暴力沙汰に及ぶ。
確かに昔の日本なので「殴打した」ことは事実であるが、
それもこれも本人の自業自得の面がある。
この部分を割り引いても明らかに朝鮮人労務者の方が悪いだろう。
こういう状況ありながら、逆に集団暴行をするとは、
よほど甘やかされていたのだろう。
この事件に関して言うと、まず朝鮮人の労務者に頼らなければならないので、
「朝鮮人を甘やかして管理していた」ことが指摘できる。
もちろん「甘やかせていた」といっても現代の観点とはケタが違うだろうが、
必ずしも「朝鮮人をこき使う」ものではなかった。
さらに警察の対応も問題がある。
結局拘束はしたが、「厳重警告」で終わらせており、
なおかつ会社側にも警告を発している。まるで喧嘩両成敗ではないか?
それだから朝鮮人労務者が調子に乗るのだろう。
ところでここに広州隊員とあるが、この「広州」とは朝鮮半島の地名である。
京畿道(現在のソウルがある辺り)に広州という場所があるが、
そこの出身者ということである。
この隊員はその近辺の人たちで固めていたようだ。
いずれにせよ、後年の我々が理解しているところとはずいぶん違う状況があった。
※筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
そんなお花畑が、目覚めるキッカケとは?