沈丁花の「反日は差別なり」

なぜ日韓関係が悪いのか?その原因は韓国の反日にある。 そして反日とは差別であるということを説明します。 その他中国を始めとする国際ネタ。国内政治ネタも少し触れます。 沈丁花(ちんちょうげ)とはブログ主の子供の頃のあだ名です。それ故に決して(じんちょうげ)とは読まないでください。

ハンギョレ新聞

沈丁花の名前で動画チャンネルもやっています。
2月17日更新 ぜひご覧ください。

日本共産党の松竹氏への除名処分は47年前に予言されていた。
「(共産党)松竹氏の除名処分は47年前に予言されていた!」
https://www.youtube.com/watch?v=gaRaQkd_wCY

(朝鮮戦争)70年前 韓国政府は自国民への原爆使用を国連に要請していた!

 

 

 

70年前に関するハンギョレ新聞の記事!

原爆使用を検討するアメリカに朝鮮民族は恐怖した。

しかし使用を検討したのはアメリカだけではなく

――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
 そんなお花畑が、目覚める
キッカケとは?

 

 

 韓国はこうやって都合の悪いことを無視する!

                                                                                     

朝鮮戦争での原爆使用!

 韓国の左派新聞ハンギョレ新聞にこのような寄稿が載った。


[寄稿]70年の悪夢、朝鮮戦争と原子爆弾


 この記事は70年前の朝鮮戦争について書かれたものである。
朝鮮戦争は19506月~19537月まで行われた戦争で、
北朝鮮が韓国を奇襲する形で勃発した。

 これによって朝鮮半島の分断が固定化したのだ。

 

 ところでどうしてこの時期(202012月)に

 「70年の悪夢」などという記事が載ったのだろうか?

 それはこの時期にアメリカは朝鮮半島において
原爆の使用を検討していたからだ。

 

 朝鮮戦争では前線が大きく動き、半島全体が戦場となった。
当初、北朝鮮の攻勢で韓国は釜山の一部を除き占領された。
しかしその後、国連軍の参戦により盛り返し、逆に北朝鮮を追い詰めた。

 だがその後中国が参戦すると戦況は一変し、ソウルが再奪還されることとなる。

 

 その後、再度ソウルを奪い返した国連軍は38度線近辺で膠着することとなる。
これが現在まで続く38度線となっていくのだ。

 

 そして中国が参戦するのは10月から。当初は隠密裏に進んでいたが、

11月から本格的に攻勢を仕掛け、1月にはソウルが陥落する。

 

 その大規模攻勢を仕掛けたタイミングで出てきたのが、

アメリカによる原爆の使用の検討だった。

 

 ハンギョレ新聞の先の寄稿によると、

 その翌日に当たる1950121日付の『ニューヨーク・タイムズ』は1面トップに「大統領、必要ならば韓国で原子爆弾を使用すると警告」との見出しを付けた記事を掲載した。70年前、朝鮮半島は緊迫した状況に置かれていた。戦争の渦中にトルーマン米大統領が核兵器の使用もありうると示唆したことは、全世界を驚愕させるに十分だった。米国はわずか5年前、日本の広島と長崎に原子爆弾を投下していた。

 

では、トルーマン大統領はなぜ1130日にこのような発言を行ったのか。

 それは当時の戦況のせいだった。朝鮮戦争に投入された中国軍第9兵団が1127日に、米海兵隊第1師団に対して一斉攻撃を開始した。

  ※赤字は筆者   

このような状況だった。

 

 

 そして朝鮮半島の反応をこのように記す。

 米国が原子爆弾を使うかもしれないというニュースは瞬く間に朝鮮半島に広まった。原子爆弾が落ちれば皆死ぬという恐怖感もじわじわと広がった。きのこ雲から逃れようとする避難民が増え始めた。今からちょうど70年前、興南(フンナム)埠頭に群がっていた避難民の頭上にも、その恐怖感が漂っていた。

 

 このように朝鮮半島の民衆は原爆投下の恐怖感が広がっていたという。

 この記事には原爆投下を考えるアメリカとそれを恐れる朝鮮民衆を記している。
しかしここには重要な部分が欠落している。

 原爆使用を考えたのはアメリカだけではなかったということだ。

 

 

 

 

韓国の原爆使用要求!

 実は韓国政府も原爆使用を要求していた。

 先の記事にあるようにアメリカのトルーマン大統領が原爆使用の
可能性に言及したのは19501130日だ。
そしてその翌日の日本の新聞に載っている。

 トルーマン大統領 重大言明  原爆の使用も考慮

 

 しかし間髪入れず、それに賛成した人もいた。
それが韓国政府だった

 

 1950124日の朝日新聞によると

 申性模韓国国防部長菅は三日、国連に対して韓国を救うために、できるだけすみやかに原子爆弾の使用を要請した。

 ※赤字は筆者

と書かれている。

 

 「すみやかに原子爆弾の使用」を国連に要請している。

 この要請をしたのは国防部長官の申性模(シンソンモ)だ。


日本でいえば防衛大臣である。
そのような人物が原爆の使用を要請したのだ。

もちろん使用する場所は朝鮮半島だ。
彼が要請した123日は既に中国軍が本格参戦して1カ月以上経過。
11
29日には国連軍に退却命令が出て、125日には平壌が中朝軍に奪還されている。

 そのような状況なので使用する場所は朝鮮半島となる。

 

 北朝鮮もそうだが、韓国も半島全部を自国の領土と認識している。
もちろん北朝鮮人民も自国(韓国)民だ。

 自国の領土に、それも自国民を対象に原爆使用を要請する。

 それが当時の韓国政府の考えたことなのだ。

 詳しい内容は以前書いたこの記事をご覧ください


 

 今回のハンギョレ新聞にはそのことが全く書いていない。
それは都合が悪いからだろうか?

 

 ハンギョレ新聞の記事には原爆の恐怖がじわじわと広がっている朝鮮人民と、
無慈悲に使用を検討するアメリカ政府及びアメリカ軍が描かれているが、
 その中には当時の韓国政府もあったのだ。

 

 そして韓国政府は自国民のことはどうでも良く、
それよりも自分たちのライバル(北朝鮮)を叩くことを優先させていたのだ。

 これが韓国政府の考え方だ。そして北朝鮮政府の考えでもあるのだろう。

 

 

 ところでハンギョレ新聞の記事には気になるところがある。

 それはアメリカの原爆投下に恐怖が広がっている状況で、以下のように続く。


 決死抗戦を叫んでいた北朝鮮の指導部の恐怖感はさらに強烈だった。米空軍の飛行機が上空を飛ぶたびに震えあがった。その恐怖感は結局、核兵器開発の原動力となった。

 

 北朝鮮が核兵器を開発した原動力は、アメリカによる核使用の恐怖だった。
どうやらこれが寄稿者の言いたいことのようだ。

 さすが従北的なハンギョレ新聞だ!

 そんな訳ないだろう。もちろん原爆が落とされるかもしれないという恐怖があっただろうが、
それと核開発は意味が違う。

 そんなことがあろうとなかろうと、北朝鮮は核開発を進めていっただろう。

 なぜなら核兵器は非常に有効な武器だからだ。

 そんな有効な武器に目を付けない訳がない。だから他国(イラン、シリア等)も
核開発をしているし、逆に日本のように核攻撃を受けても核開発をしない国もある。

 

 そういう意味では北朝鮮が核開発したのは当然である。
軍事を優先する国は核を持ちたがるのだ。

いずれにせよ、ハンギョレ新聞はもう少し冷静になるべきだ。
そして自国の都合の悪いこともしっかり書くべきだろう。

 

 韓国政府は自国の領土内で、自国民に対して核の使用を外国勢力に要請した。

 

そういう事実があったということを!

 

 

 

筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
 そんなお花畑が、目覚める
キッカケとは?



 

山口二郎の泣き言 左派優位の韓国 左派壊滅の日本

 

 

政治学者山口二郎氏が現状に悲観

左派優位の韓国に嫉妬

結論は単なる泣き言だった。

――――――――――――――――――――――――――――

 

 

筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
 そんなお花畑が、目覚める
キッカケとは?

 

 

 自分の願望と事実を混同する愚!

 

 

山口二郎の寄稿文

日本を代表する政治学者である山口二郎氏。

彼はリベラルの活動家でもある。つまり左翼だ。

 

その山口氏は韓国のハンギョレ新聞の月1回の寄稿を行っている。

 

ハンギョレ新聞は韓国を代表する左派的新聞社である。

ハンギョレとは「一つの民族」「一つの同胞」という意味で、
民主化を主張して追われた新聞記者が中心となって設立された。

 

そのため保守系の政治家を批判しており、朴槿恵大統領の弾劾を主張する論調であった。
他方、進歩的傾向の文在寅政権は支持しており、一貫してサポートする論調である。

ハンギョレ(一つの同胞)という意味から分かるように、北朝鮮に好意的である。
他方、アメリカなどには厳しい論調で知られる。

 

 

この新聞に毎月1回寄稿しているのが山口氏だ。

 

山口氏は先に書いたように左派的な学者だ。
それ故にハンギョレ新聞とはウマが合うのかもしれない。

 

 

ところでハンギョレ新聞と山口二郎氏とは共通点もあるが、状況はだいぶ違う。
それは日本と韓国における左翼の影響力の違いだ。

 

 

 

 

 

左翼が強い韓国 左翼が無力な日本!

 韓国は左翼が強い。実際に左派の文在寅氏が大統領であることからわかるように、
国民の中にもそういう傾向がある。

 また与党の共に民主党も左派の政党であり、
過半数は持っていないが第一党の地位を占めている。

 

このように韓国では政治的に、そして国民レベルにおいても左派の勢力は強い。
彼らは軍事政権時代に民主化闘争をしていた世代であり、保守派を否定する傾向がある。
また韓国の軍事政権に対抗していたということで北朝鮮に親近感を持ち、
南北統一を熱心に支持している。
(ハンギョレが「一つの民族」「一つの同胞」という所以である)

 

 

 

他方、日本において左派は壊滅的である。

戦後の左派を代表する政党と言えば日本社会党であるが、
彼らは現在、社民党と名を変えて存続している。

しかし国会議員数は衆参で4人であり、一時200名以上の議員を抱えていた政党は
見る影もない。

 

さらに自民党内でもハト派の勢力が減退して久しい。

現在の自民党は安倍一強体制であり、安倍政権はタカ派政権だ。憲法改正を主張し、
「特定機密保護法」や「安全保障関連法」などを成立させ、左派の怒りを買っている。

 

しかし左派は全く対抗できない。なぜなら選挙で勝てないからだ。

 

安倍一強を支えているのは国民だ。国民が一票を入れることで選挙に勝利をし、
そして安倍政権は求心力を獲得している。

安倍政権が選挙で敗北するのであれば、自民党内で安倍下ろしが起きるだろうが、
そうなっていないのは安倍政権の支持率が落ちないからである。

 

 安倍政権を支えている支持率の高さは、現在の野党の不甲斐無さが原因でもある。

 現在の野党は2009年に政権交代をした民主党の後継団体である。
彼らは国民の熱い支持を得て政権交代をしたのであるが、それを見事に裏切った。


 国民はその時のことを忘れておらず、混乱し、政権担当能力の欠片もない野党よりも、
多少問題があっても、しっかりした政策を行ってくれる自民党の支持がいっている状態だ。

 

 現在の安倍一強を支えているのは、野党に希望が持てないからであり、
それ故にその野党を支える左派になおのこと支持が行かない状態になっている。

 

 

 日本の左派は壊滅的だが、韓国の左派は我が世の春を謳歌している。

 そういう意味で対称的である

 

 

 

 

 

左派容認の違い!

 もう一つ日韓の左派に対する違いをあげると、国内での左翼イデオロギーの容認に差があった。

 

 日本は戦争に負け、それ故に軍国主義者や保守系の人物が発言権を失った。
アメリカの庇護下で戦後出発した関係上、左翼主義者が政権をとることは少なかったが、
特に学問の世界(大学等)では共産主義や社会主義の信望者が多数いた。

 そして彼らの影響を受けた学生などが毎年多数社会に排出されていった。

 

 しかしその左派的イデオロギーは冷戦崩壊とともに求心力を失った。
平等な社会であり、労働者の天国であるはずの社会主義国で、深刻な人権侵害が多発し、
なおのこと自由が圧殺される状況に国民の期待は薄れていき、トドメはソ連の崩壊である

 

 ここにきて、日本の左翼の、国民に対する求心力は地に落ちた

 

 

 他方、韓国では冷戦時代に左翼イデオロギーは厳しく弾圧された。

 彼らは反共を国是(もう一つの国是は「反日」)としており、共産主義を教える先生など
ほとんどいなかった。韓国は北朝鮮と対峙しており、朝鮮戦争時には北朝鮮の侵略で
多くの人が傷ついた。

 それ故に国民の中でも反共意識が蔓延しており、左翼イデオロギーを教えることなどできなかった。

 

 そのため日本(他の国でも同様)で共産主義が見捨てられるのを尻目に、
80年代になって資本論を、目を皿のようにして読む光景があった。

 

 日本の左翼は冷戦崩壊で、決定的な敗北をしたが、
それ以前に左翼がほとんどいなかった韓国ではむしろ新しい考えと受け入れられたのだ。

 むしろ民主化闘争を戦い抜いた勝利者として、左派は影響力を行使することができた。

 

 

 そういう違いがあり、日本では左派は壊滅的だが、韓国では左派は強いという状況になっている。

 

 

 

 

山口氏の寄稿は泣き言!

山口氏はハンギョレ新聞(1月19日)に寄稿した。その標題は「東アジアの民主主義」

 

中身は香港の民主化闘争や、先日の台湾の総統選挙、そして韓国で朴槿恵政権の弾劾が
市民の力で行われたことを称賛し、他方日本では安倍政権が君臨していることを批判する。

 

特に最近の支持率調査で、支持率の低下に歯止めがかかったことが気に入らないようで、
「日本は希望を失っている」などと述べている。

 

 

個人的には香港の民主化闘争には敬意を表するし、台湾も立派な民主国家だと思うが、
韓国の状況は全く羨ましくない。

 

韓国では大統領を辞めると逮捕されたり、自殺をしたりと粛清が続く
もちろん彼らは「大統領時代に不正があったから、正すのは当然だ」と主張するだろうが、
それならなぜ

 

大統領に不正が糾弾されないのか?

 

 

例えば2017年の朴槿恵大統領の弾劾は「大統領時代」というかもしれないが、
彼女はかなり求心力を落としていた

 

前年4月の国会議員選挙で敗北。大統領の再選がない韓国の場合、
任期5年の半分が過ぎると急速に影響力が衰える。

彼女の場合既に3年が経過していた。そして選挙敗北が重なった。
弾劾の疑惑が取り上げられるのは選挙敗北の半年後だ。

 

 

このように韓国では権力者が前の政権の影響力を排除しようとし、
他方、自分の求心力を獲得するため権力を私的に乱用する。

現在の文大統領も側近だったチョグク法務庁長官人事が失敗すると、
チョグク捜査に関わった検察官をパージするという挙に出ている。

 

これなど権力の私的乱用の最たるものだ

 

 

日本の左派の代表的人物である山口氏は、韓国で左派の影響力が強いことが羨ましいのだろう。
それ故に韓国を持ち上げ、返す刀で日本を批判しているが、実態は逆で、
韓国こそ未成熟な民主国家であり、日本こそしっかりした民主国家なのだ。

 

台湾や香港は民主主義が定着しており、そういう意味では
日本としてお手本にするべき存在だと思う。しかし韓国はそうではない。

 

つい最近まで大統領をやっていた人物を毎回粛清するなどというのはまともな民主国家ではない。

 

 

山口氏の寄稿は、自身の情けない状況から目を背けるための単なる泣き言であると言えるだろう。

 

 

 

 

 

筆者は昔、朝日新聞のエース記者のファンでした。
 そんなお花畑が、目覚める
キッカケとは?

 

 

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
  • ライブドアブログ